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パーソナルスキープログラムレポート　　３月２２日

いよいよ３月も後半、スキープログラムも残りわずかです。

この日は視覚障害のある高校生中西君のプログラム。　以前クライミングプログラムにも参加してくれた中西君、スキープログラムはこの日が初参加。しかし過去のスキー歴は長く、いきなり山頂コースをすべることができました！


全盲に近い中西君、ガイドと腕を組んでゲレンデに出ます。		まずは体操からスタート。この日を楽しみにしていた中西君は、体操から気合が入ります！		体操が終わり、スキー板を履いたら準備完了！

過去にスキー歴のある中西君、本人の希望もあって、この日はいきなりマイクガイドからスタート。

マイクガイドでは、前を滑るガイドが腰にスピーカーを背負い、マイクで方向やターンのタイミングを指示しながら滑ります。

「イェーイ！！」

リフトの上で記念の１枚。

スキー場の全ての音を聞き分けて、いま自分がどこコースのどの辺りを滑っているかを探ります。

山頂で記念撮影！

「こんなところ滑れません！」というお母さんも山頂まで一緒にお連れしちゃいました。

山頂コースのスタートは中斜面の中でも斜度があるコース。入念にガイドがコース状況を伝えます。

この日１日はリフトの上で大爆笑！

実は中西君、あらゆる駅の電車のアナウンスをものまねできるのです！！

午後になれば、ご覧の通り。

ガイドとの距離を一定に保ちながら、山頂コースを自在に滑れるようになりました。

ウェーブにも挑戦！

はじめこそ転んだものの、たった１日のプログラムで前後バランスもしっかり取れるようになりました。

お客様からご感想をお寄せいただきました！

中西良輔君からお寄せいただきました。

この間はいろいろとありがとうございました。最初はどんなコースなのか心配でしたが、いざ滑ってみると中級コースまで滑れるようになって自分でも驚いています。もっと滑れるようになりたいので又来年も宜しくお願いします。そして僕の鉄道の話も聞いてくださいね。

中西良輔君のお母様よりお寄せいただきました。

22日は親共々いろいろとお世話になりありがとうございました。

初めてのスキー場、本人も風邪を引いていて体調は万全ではなかったんで大丈夫かなと心配していましたが、まったく問題もなく過ごせましたので安心しました。スキーを始めてからしばらくはボーゲンから先に進むことが出来ませんでしたが、今回のレッスンで随分と上達したようで、皆様と別れた後はこんなことも出来た！あんなことも出来たと話は尽きませんでした。私も1日でこんなに上達するとは思ってもみませんでした。ありがとうござました。

もう一回行きたいと言っていましたが、スタートするのが遅かったので来シーズンは是非早いうちからお願いたいと思います。今回は本当にいろいろとお世話になりました。又よろしくお願いします。