11月3日、3回目のハンドサイクル&トライク体験教室プログラムに参加しました。
ちょっと寒い日でしたが天気は快晴、朝、車に自転車(親の伴走用)を積み込むときから気分がワクワクしました。義人は、最初からハンドルのロックを解除して自分でステアリング操作をして漕ぎましたが。親が右、左と声かけをしてハンドルを切る方向を指示しても、親の言葉が信用できないのか、うまく操作できないこともありました。直さんが、「こっちだよ」「今度はこっちだよ」と先導してくれたときには、その方向にステアリング操作できたので、私もその方法に切り替えたところ、義人はなんとかステアリング操作できるようになりました。
この日のクライマックスは、タイムトライアル。義人は、下の道を5往復、サイクリングロードを2往復した後で、もうヘトヘト、無理、と言っていたので、タイムトライアルには参加しないものと思っていました。ところが、直さんの「4番目に走る人は?」との呼びかけに、義人が大きな声で「ハイ!」と手を挙げたのにはびっくりしました。結果は12人中6位、義人の健闘に私たちは大満足でした。
義人が自分の意思で参加を表明し、自分でタイムを申告したこともうれしかったし、レースで道路の側壁に追突してしまったことも、義人が勝負にこだわっていた証拠だと思えました。冷静に考えると、どうしてタイムトライアルにここまでアツくなれるのか不思議です。周りの雰囲気に加え、この時参加してくれた直さんの教え子の学生さんたちのノリが、盛り上げてくれたのだと思います。
3度目の参加ともなるとほとんどの参加者の方が顔見知りで、お互いに声援をおくり合えるのも、アダプティブワールドのプログラムならではの雰囲気だと思います。11月のブートキャンプの参加を目標としてきましたが、あいにく学校の文化祭と重なってしまい、とても残念です。でも、この3回のハンドサイクル&トライク体験教室プログラムで、毎回義人の成長を実感することができました。義人自身が体で覚えた部分もありますが、やはり周りの方のサポートや声援に負うところが大きかったと思います。
このプログラム、年内は今回で終了とのことで残念ですが、来年また参加したいと思います。皆さんにまたお会いするのを楽しみにしています。ありがとうございました。
今回も素敵なお姉さんのナイスなフロォーのおかげで楽しく参加させて頂くことができました。陽果の気持ちに沿いながら、うまくリードして頂いて本当に有り難いです。
運動教室では、参加することに意義があるというオリンピック精神を貫いている様な陽果ですが、ハンドサイクルでは一転「これやりたい」と満々の意欲と満面の笑顔を見せてくれます。走っている時の陽果の後ろ姿から、なんだか精神が解放されている、そんな感じを受けます。
午後のプログラムは長距離にも関わらず、2往復も走りぬき驚きました。参加者の皆さん、スタッフの皆さんにたくさん応援していただいたおかげです。このプログラムに参加したおかげで、今まで知らなかった娘の一面を発見することができ感謝の思いでいっぱいです。
また、思わぬ副産物も… それは、遠出に自信がついたことです。今まで、陽果と二人で区外にでるなんて考えられませんでした。でも、ハンドサイクルに参加するために、区外どころか隣の県を横断して、そのお隣の県にまで電車で出かけます。しかも鈍行で(笑)
今は駅のトイレがきれいで、障害者用トイレは、どこにでもあるってことも知りました。もうどこへでも行ける気がします。ハンドサイクルはしばらくお休みになるので、冬の間は運動教室等でがんばります!
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