今日は、6月10日に開催しました特別イベント「ドレミを使わない!音を楽しむONGAKU教室」のレポートです。
この日は、帝京平成大学現代ライフ学部児童学科講師のくにポン先生こと池田邦太郎先生と、NPO法人音を楽しむONGAKUの会副理事長のあっきー先生こと斉藤明子先生のお二人をお招きして、都内某所にて、「ドレミを使わない!音を楽しむONGAKU教室」を開催しました。
この日の会場は、40名満席。
みなさんがご来場される前に、会場には、沢山の楽器が並べられました。
これはマリン缶。
耳を近づけると、海の中を潜って泳いでいるような音が聞こえます。
こちらは、カンコ。
アルミ缶のフタの部分を向いて取り、繋いだものなのですが、とてもキレイな音がします。
こちらは、カンポヨ。
言葉には言い表せない不思議で楽しい音がします。
こちらは、キララ。
竹の中にある細工がしてある楽器です。この楽器も、日頃耳にしたことのないようなキレイな音色が聞こえます。
さぁ、準備が整ったところで、いよいよ「ドレミを使わない!音を楽しむONGAKU教室」のスタートです。
まずは、映像を使って、くにポン先生とあっきー先生のご紹介から。
その後は、くにポン先生・あっきー先生にバトンタッチ。
お二人からは自己紹介を頂き、そのまま教室がスタートです!
教室のスタートは、くにポン先生・あっきー先生がお二人が考案した沢山の楽器をご紹介下さいました。
これは、100均にも売っている「アレ」です。
これは、空き缶なのですが・・・立派な楽器に大変身していました!
こちらは、ただのストロー。
ですが・・・ただのストローがくにポン先生の手にかかると、会場がワッと盛り上がる素敵な楽器に大変身!
こちらはホース。笑
くにポン先生・あっきー先生は、身の回りのもの全てを楽器に変えてしまいます。
これは、音の楽しみ方を教えてくれている様子。
ある工夫をするだけで、日頃聞いたことのない音が私達の耳に聞こえてきます。
こちらは、くにポン先生の頭蓋骨を楽器にしている様子。
良い子のみんなは、絶対に真似をしないで下さい。笑
「それでは、みんなで音を聞いてみよう!」ということで、くにポン先生・あっきー先生の手作り楽器の音をみんなで聞いてみました。
この日は、日頃音楽教育に携わる先生も多数ご来場下さいましたが、皆さんはじめて聞く音に興味津津。
こちらのお子さんが吹いているのは、くにポン先生・あっきー先生が考案した楽器「スラホイ」
アンサンブルに向けて、練習中です。
会場みんながスラホイに慣れたところで、即席スラホイアンサンブル!
この時間は、会場が一つになりました。
その後は、くにポン先生の自由連弾披露。
この日は、くにポン先生と一緒に長年自由連弾を楽しむ西村さんが会場に駆けつけてくれ、皆さんに自由連弾を披露下さいました。
その後は、会場にいる皆さんと一緒に自由連弾。
みんな、いきなりとは思えない音を聞かせてくれました!
演奏を終え、嬉しそうなくにポン先生と、少し恥ずかしそうにする生徒さん。
とっても素敵な演奏でした。
くにポン先生の自由連弾は、ピアノの経験が無くてOK、音楽の知識が無くてOK、ピアノを弾いたことがなくてもOKなんです。
くにポン先生の自由連弾は、誰もが一瞬で一流ミュージシャンになれちゃいます。
その後は、作ってみようのコーナー。
この日は、みんなで「フーコ」を作ってみました。
この日、くにポン先生・あっきー先生は、音を楽しむには、障害があるとかないとか、年齢が若いとか若くないとか、そんなこと一切関係ないよということを、私達に教えてくれました。
あっという間の90分が過ぎ、教室お終いの時間。
ということで、この日を記念してみんなで記念撮影をしました。
みなさん、ご参加ありがとうございました!
と・・・
この日ご参加下さった皆さんは、教室終了後も最後の最後まで音を楽しんで下さいました。
音楽教育に携わる先生方は、くにポン先生から直接指導を頂いていましたよ。
先生やお母様たちから寄せられるご質問に、あっきー先生も丁寧にご指導下さいました。
「もう一回やるー!」と、自由連弾が再スタート。
本当に、最後の最後まで盛り上がったONGAKU教室となりました。
皆様方からご感想をお寄せいただきました!
親子で教室にご参加下さいました、佐々木一重さまよりお寄せいただきました。
まさに「音を楽しむ」という会でした。
娘とともに、とても楽しく参加させていただきました。
特に、
ガーゼの中の卵の殻の音、
缶の中を移動する水の音、
竹の中を移動する水の音など、
耳をすまして、ささやかな音を聞く体験は、とても新鮮な体験でした。
数年前に参加させてもらった、公立の普通小学校音楽の授業では誰一人、一音も間違えることもない完璧な演奏を聞かせてもらいました。
音を間違えてはいけないという緊張感を感じ、聞いているこちらも緊張しました。
あーしなくては、こーしなくてはとか間違ってはいけないとか、きちんとしないととかそんなことにとらわれないで、音を素直に感じ、楽しめる環境を作ってあげられることとても大事だなと思いました。
そんな環境の中で育った子供たちの表現力は、きっと格段に違ったものに育つと思いましたし、音楽に関してだけではなく、素晴らしい表現・発想ができる大人に育っていくのだろうと思います。
こういった「音を楽しむ」という経験は、疲れた大人たちのセラピーにもなるのではとも思いました。
是非多くの人たちに経験してもらいたいと思いましたし第2弾、3弾があることを期待しております。
本日は、本当にありがとうございました!
放課後等デイサービスでリトミックの指導をされている三澤由美さまよりお寄せいただきました。
身近な物がどんどん楽器になって、アイディアがいっぱい次から次へ湧き出てくるとても楽しいワークショップ、ありがとうございました!
楽譜にとらわれることなく、自由に表現すること。実際に参加されていたお子さんたちの感性を即興で引き出す音楽の会話、くにポン先生の連弾にはとてもとても感動しました。
子どもたちの表情がひとりひとり素晴らしくて、ことばが無くとも通じ合えるものが見えた瞬間でした。
私は、放課後等デイサービスでリトミック、個人で自閉症のお子さんのピアノレッスンをしていますが、知らず知らずのうちに「音楽はこういうもの」という枠を作っていたように思います。
子どもたちがあるがままの自分を素直に表現できるようなレッスンを、そして今日のとても楽しかった楽器や音楽を、子どもたちに伝えていきたいと思います。
明るく楽しいくにポン先生とあっきー先生のお話も、もっともっと伺いたかった・・ので続編・・あったらいいなーと思いました。
会場準備等、スタッフの皆様もお疲れさまでした。
参加させていただきまして、とても感謝しております。
機会がありましたら、またぜひ参加したいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
大門でリトミック教室を主催されている菊池かなさまよりお寄せいただきました。
昨日はとても楽しいイベントをありがとうございました。
くにポン・あっきー両先生の、伝えたい!!という熱い思いが溢れている素敵な時間でした。
前半の、両先生の漫才のような進行も面白かったですが、
・ご希望の方との自由連弾
・フーコの製作
・参加者全員でのアンサンブル
など後半の参加型プログラムが何より楽しかったです。
そして「もっともっと伝えたい!」というお二人の熱意も感じましたし、私も「お二人の溢れ出るアイディアからもっと学びたい!」と思いました。
今後また機会があれば参加したいと思いますので、第2弾、第3弾も楽しみにしています♪
ありがとうごさいました。
リトミックやバルーンの指導をこどもたちにされている小宮しのぶさまよりお寄せいただきました。
先日の「ドレミを使わない!音を楽しむONGAKU教室」企画、ありがとうございました。
空き缶やストロー、カラフルな輪ゴム、展示物などが視界に飛び込み、講座が始まる前から、すでにワクワクしていました。
うちにも、ラップの芯、ストロー、ガチャガチャの空き容器など、たくさんありました。だいぶ整理しましたが、受講して、これは、やっぱり捨てられないなと改めて思いました(笑)
子ども達は、既成の楽器より自分で作った、世界でただ一つの楽器が大好きだし、こちらが思いつかないような使い方をしたりと、自由な発想を持っています。それをコレはダメ、あれはダメと縛られず、自分がやりたいように自由に表現し楽しむ。
きっと、これが本来の「音楽」なんだろうなぁと感じました。(ピアノの即興演奏を見てもそう思いました)
ピアノの即興は、弾いている子ども達が、みんないい顔をしていましたね!くにぽん先生の素晴らしい演奏(ステキな和音)や感受性あってこその即興演奏だなぁと思います。ホントに素晴らしかったです。
講座は、盛りだくさんの内容で追いつかないくらいでした。くにぽん先生とアッキー先生の熱い想いも、もっとゆっくり、お聞きしたかったです。
講座は、友人達5人で参加しました。
みな音楽に携わっていますが、もっと自由に純粋に自分自身も音を楽しむ事をしたいし、子ども達の可能性を引き出せるような先生でいたいねと、話しておりました。
また、機会があれば企画をお願いします。とってもワクワクする講座、ありがとうございました。
この日親子でご参加下さいましたMさまよりお寄せいただきました。
昨日は「ドレミを使わない!音を楽しむONGAKU教室」に参加させて頂き、ありがとうございました。
身近な物でこんな楽しい楽器ができるなんてとお話に引き込まれました。
実際に音を出したり、皆で合奏するのが特に楽しかったです。
息子は初めての場では慎重に様子見するので、体験コーナーでは尻込みするのが常なのですが、自由連弾では急によっしゃー、次オレ行くぜ!のような軽やかさで立ち上がり、先生の所へ行こうとしたのでとても驚きました。
弾くというより力任せに叩くようだったにも関わらず、くにポン先生はしっかりと受け止めてハーモニーを奏でて下さり、なおかつ先生のレスポンスになかなか自分のペースを崩さない息子が素直に応じていてくにポン先生のお人柄と自由連弾の奥深さに感銘を受けました。
またくにポン先生・あっきー先生のイベントがありましたら、参加したいです。
楽しいひとときをありがとうございました。
また開催します!
この度の「ドレミを使わない!音を楽しむONGAKU教室」、大変ご好評をいただきましたので、また開催したいと思います。
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