今回は、9月18日(月)に開催したスペシャルオリンピックス埼玉さんの水泳記録会参戦レポートです。
昨年に続き今年もSO埼玉さんの記録会に参加させていただきました。
今回は初参加の生徒さん4人を含め、合計11人が参加をしてくれましたよ。
全員集まって挨拶をしたらアップに入ります。
コーチと一緒に動きの確認をしながらアップをしていきます。
動きが硬かった生徒さんも段々大きくなってきました。
準備もできたのでいよいよ大会のスタートです!
昨年の50m平泳ぎに加えて個人メドレーにも出場した生徒さん。
得意な平泳ぎを加えた4種目ある泳ぎもばっちり泳ぎ切ることができました。
次は50mの自由形です。
こちらの生徒さんも昨年に続いて参加をしてくれました。
緊張することなく堂々とした泳ぎを見せてくれましたよ。
次は補助付のビート板25mです。
この種目には2人の生徒さんが出場します。
体に浮きをつけてしっかり泳げるようにコーチがサポートに入ります。
今回初参加の生徒さん。
個別指導教室を最近始めたばかりですがこの日は1人で最後まで泳ぎ切ることができましたよ!
次は25m平泳ぎです。
この種目には昨年も出てくれた生徒さんが挑戦してくれました。
昨年よりも安定したフォームで泳いでいてタイムも伸びていましたよ!
次の背泳ぎには4人の生徒さんが出場しました。
初参加の生徒さんもいましたがみんな大きく手を伸ばして泳ぐことができていました。
25mビート板には4人の生徒さんが出場しました。
今回初参加の生徒さん。
最近教室を始めたばかりでしたが足もしっかり上げていて豪華な水しぶきを上げながら泳いでいました。
こちらの生徒さんもビート板に出場しました。
前回とは見違えるような豪快なバタ足で休むことなく進んでいきそのままゴール!
練習の成果をしっかり見せてくれました。
次の25m自由形には4人の生徒さんが出場!
昨年以上に気合をいれて泳いでくれた生徒さん。
豪快な泳ぎでタイムを伸ばしてしましたよ!
すべての競技が終わりお昼休憩をはさんだ後は決勝に入ります。
始まる前にもう一度コーチと一緒にアップを行います。
決勝に向けて細かい動きなどを復習しながら練習を行いました。
決勝では参加者が多いところは予選タイムの上位から順番に組まれていきます。
こちらの生徒さんは昨年に続きビート板25mに参加しました。
今年はサポート付きで参加をしましたが決勝ではほとんどコーチのサポートなく泳ぎ切ることができました!
25mのビート板と自由形に出場した生徒さん。
決勝では名前を呼ばれたときに元気な返事をしていました。
自由形は初挑戦でしたがフォームを崩さずにゴールすることができました!
決勝が終わった後はチーム対抗リレーを行いました。
アダプティブワールドからは3チームが出場しました。
昨年に続いて参加をした生徒さん。
ビート板での参加でしたが途中からクロールを使用してびっくり!
チームのために気合の入った泳ぎを見せてくれました。
3チーム全員協力しあって無事にゴール!!
最後は記録が乗った参加証とメダルが渡されました。
集合写真を撮って無事に終了することができました。
生徒のみんなの日々の練習の成果を大いに出してくれました。
水泳の教室ではできないチーム戦にも挑戦して応援したり普段以上の泳ぎを見せてくれたりと沢山の驚きをコーチに与えてくれました!
本当によく頑張りました💮
記録会終了後ご感想をお寄せいただきました!
昨年に続き2年連続出場となった須田万央くんのお母様よりお寄せいただきました。
18日はたいへんお世話になりました。万央は充実していたようで、帰途親の言葉もよく聞き、夜も落ち着いていました。
そして火曜から金曜まで休まず遅刻せず(少しだけ遅れました^^;)登校しました。頑張りました。
思えばこの秋でまる10年になるのだなあ、と。
プールは好きだけれど練習の意味がわからない小4の重度知的障害ダウン症児を辛抱強くここまで指導してくれた全てのコーチに感謝します。
10年でやっと「クロールで息継ぎ」まで来ましたが、技術はもちろんのこと、最初から最後まで頑張り切ることができるようになったことが親として何よりうれしいです。
1年に一度しか会わないご家族でも毎年会っているとだんだん顔見知りになり、お子さんの成長に驚かされたりします。
万央本人も、月々の水泳練習がこの大会に結びつくと理解しているのでしょう。見通しをもって動けているのがわかります。ありがたいです。
直先生はじめコーチ皆さんのお人柄で全部の家族、生徒を包摂してくださり、安心感がありました。
何ができてもできなくても、その生徒の良さをみつけ楽観的に(面白がって)褒めてくれる姿にAWの保護者は救われています。
みなさんがスタート・ゴールに大きな声援を送ってくれるのも嬉しかったです。
日々、これができない・あれができない、学校で社会でひんしゅくを買うことの多い障害児者と家族にとって、なんと救われる場でしょう。
また、大会終了後、積極的に片付けに参加する姿に感動しました。さすがです。こうした姿勢が大会からも好意的に思われる理由の一つですね。
私も今月61歳になります。正直、あと10年車で万央を月々送迎できるか自信はありません。
でもまだ5年は大丈夫かな。電車もありますしね。子どもの幸せのために、また、こうした障害児者のための器が維持されるために、親もがんばっていきます。
本当にありがとうございました!
今年初出場となった早川樂ちゃんのお母様よりお寄せいただきました。
先日の大会は、お疲れ様でした!早朝からの準備に、参加者さんへのサポート、後片付けまでありがとうございました!
コーチたちの率先して動いておられる姿に、感謝の気持ちでいっぱいでした。
参加さんひとり一人に合った声かけや応援も嬉しかったです。
アダプティブワールドのスタッフさんの情熱や温かさに、私も樂も、すっかり安心していました。
樂は、帰宅して寝るまでワクワク納まらずといった様子で、「楽しかった!!また行こうね!次はいつ?」と話していました。
家族にはもちろん、昨日は学校でもすれ違う先生方に、プールで頑張ったことを話していたそうです。
親子共に、貴重な経験をさせて頂きましてありがとうございました!
大会初出場となったMくんのお母様よりお寄せいただきました。
水泳記録会お疲れさまでした。大変お世話になりました。
息子が自分で感想を言いたいそうなので聞き取りました。
「初めてでとても緊張したけれど、やり切りました。コーチがたくさん応えんしてくれてゴールで時間を教えてくれたからやる気マックスでした。ビート板で新記録が出てうれしかったです。また参加したいです。」
初めて尽くしの場での全力の頑張りに、また思っていた以上に泳ぎ方が形になっていたのでとても驚きました。
一番印象的だったのは思うように泳げなかった時の悔し涙で、今までは何をしてもニコニコ顔で「楽しかった~」で終わっていたので大きな変化を感じました。
そこで心折れることなく全部参加することもでき、記録会に誘って頂いたこと、教室を通していろいろな力をつけて頂いていることが嬉しかったです。
本当にありがとうございました。
大会初出場となったHくんのお母様よりお寄せいただきました。
初めての記録会で、いつもの水泳教室の流れにこだわるのではと心配していましたが、招集から、スタート地点に行き、名前を呼ばれるという流れ、そしてなによりスタートして泳ぎきるということができて感動でした。
記録会でも、そして帰りの車内でもニコニコ笑顔でした。
コーチ、そして家族から褒められ、達成感があったのだと思います。
本当に良い経験でした、また目標にして頑張れたらと思います。
大会初出場となったKくんのお母様よりお寄せいただきました。
水泳記録会、ありがとうございました。
当日のプログラムを見て、サポートが付かない…ビート板ということで、どうなるかな?と思いましたが、なんと初めて25m泳ぎ切り、見ていてとてもびっくり&嬉しかったです。
本人も頑張った!と嬉しそうでした。
しかもリレーでビート板クロールを泳いだ時には親の方が興奮してしまいました。
いつもとは違う雰囲気の中、初めての大会でよく頑張りました!
何でもまずはトライしてみるものだなぁとつくづく思いました。