「障害児者のコミュニティスポーツの場づくりと指導育成講座」3日目開催レポート

こんにちは!「障害者専門のスポーツ教室・NPO法人アダプティブワールド」の可児千晴です。

12月8日、2018年度スミセイコミュニティスポーツ推進助成プログラム『4者連携による全国に普及可能な障害児者が地域で参加できるコミュニティスポーツの場づくりと指導者育成』の最終日となる、3日目事業を実施しました。

この日は、指導者は指導者育成のテーマは「準備とマネジメント」
運動教室は「サーキット運動」がテーマです。



午前中の指導者育成講座では、日本体育大学の野村教授から『準備とマネジメント』についてお話していただきました。





机上講義後は、午後の運動教室に向けて、どんなプログラムを進めていくか実際に受講者の方々も体験!!

教室前にガッツリ身体を動かしました。





そして、プログラム内容を理解した上で、指導者育成講座受講者さん同士で運動のサポート方法の確認も行ないました。

午後からはいよいよ運動教室開始!!





みんなで体操からスタートです。

ウォーミングアップのマラソンで身体をあたためた後は…





2リットルペットボトル(2kg)を抱っこしてダッシュ!!

普段はなかなか、2kgを持ち走ることはしませんが運動教室では、上半身の筋力も使いながら走っちゃいます。





重いものを持った後は…

紐にぶつからないように、ほふく前進で腕と足を上手に使い進んでいきます。

みんな、とっても上手にくぐれました^^





平均台を使ってバランス運動!!

みんな落ちないで渡れるかな〜





ラダーでは、紐を踏まないようにジャンプやかけ足に挑戦。





最後は本日の集大成!!

色々な動きを取り込んだサーキット運動です。

最後まで沢山動きます^^





普段しない動きを沢山したので、最後はみんなでストレッチです。

みんなよく頑張りました^^





始めて会ったお友達や先生達とも、一緒に運動すると・・・・

最後はこんなに素敵な表情を見ることが出来ました☆

『運動』って本当に素晴らしいです!





運動教室終了後は、育成講座受講者の皆さんで、事後ワーク。

今日行った運動を振り返ります。





最後に、具体的にどんなサポート方法があるが、アダプティブワールドの斉藤コーチから実践方法を学びます。

是非、皆さん活躍の場を広げていって下さい!!

12月8日をもちまして、2018年度スミセイコミュニティスポーツ推進助成プログラム『4者連携による全国に普及可能な障害児者が地域で参加できるコミュニティスポーツの場づくりと指導者育成』は無事終了となりました。

沢山のご協力もあり、運動教室参加者はキャンセル待ちが出てしまう程の人気となりました。



教室後、ご感想を頂きました。

運動教室を3日間参加参加してくれたお母様からです

お世話になります。昨日はありがとうございました。

とても楽しんでいました!女性の指導員の方にあれだけ懐いたのは初めてな気がします!

運動量も多く、体をたくさん動かしたのでとても満足していたようでした。

この度は三回とも参加させていただき、ありがとうございました。

知的障害者向けということで、安心して参加できました。プログラムも、できること、頑張ればできること、苦手なこと、など散りばめられいて、指導員の方のフォローで最後まで楽しんで運動することができました。

また、大人も子どもも初対面ばかりの大人数の中、意外に集団行動ができる姿や、一斉指示で動けている姿を見ることができたのは、親にとってとても嬉しいことでした。

このような機会があることは障害児の親にとってとても嬉しいです。

参加させていただき、ありがとうございました!!!!!


教室を楽しみにしてくださった鈴木和真くんのお母様からです


今日はありがとうございました。初めて参加しましたが、本人も行く前からずっと楽しみにしていました。

最初は少し緊張していましたが、すぐに慣れて楽しんでいました。優しく付き添って下さったので、安心してお任せすることができました。

本人もまた行きたいと言ってるので、またこういう機会がありましたら参加したいです。



2018年度スミセイコミュニティスポーツ推進助成プログラムはこれにて終了となりますが、今後もこうした企画を致しますので、どうぞ楽しみにしていて下さい!

レポートを読んで、アダプティブワールドで運動してみたい^^思った方は…