レポート:障害があっても乗れる自転車・三輪車教室in明石(兵庫)(10月20日開催)

こんにちは!「障害者専門のスポーツ教室・NPO法人アダプティブワールド」の齊藤直です。

今日は、10月20日に開催しました「障害があっても乗れる自転車・三輪車教室in明石」のレポートです。

この日の自転車教室は、「明石市内の重度心身障害児者の親子で活動するサークル・シードリーフさま」からのご依頼で開催してきました!






まずは、齊藤からこの日用意した障害があっても乗れる自転車・三輪車の説明。

この日は、ほぼ全員がはじめての自転車・三輪車体験ということで、みなさんこの時間から真剣そのもの。






説明が終わったら、「乗ってみたい自転車から乗ってみましょう!」ということに。






最初は、スタッフやボランティアさんと一緒に漕いでいましたが・・・







数分すれば、はい、こんな感じ。^^






この日最年少参加のお友達。

1本目はどこに力を入れていいのかわからずでしたが、お母さんと一緒に2・3本漕いでいたら、一人でスイスイ進めるようになっちゃいました!






ハンドサイクルは、上にあるハンドルを下に下げる。下にあるハンドルを上に上げるの繰り返し。

慣れてくると、回転がスムースになりました。






麻痺が強いお友達は、クワドグローブでグリップとハンドルを固定します。

このタイプのハンドサイクルは、手を固定してもブレーキ操作ができるので、安心です。^^






「乗れないかなー」とお母さんが心配していたお友達も、憧れのハンドサイクルに座ることができました。

座位が不安定なお友達は、車椅子のクッションを活用して乗りました。






こちらのお友達は、車椅子の装備をそっくりそのままハンドサイクルに装着!

「わー!乗れた!」と、お母さんの笑顔がパッと明るくなられたのが印象的でした。






慣れてきたら、スイスイ漕げました。

この日の会場は、明石市立明石養護学校。

なんと、会場には先生方がボランティアとして駆けつけてくださいました!!






自転車・三輪車に慣れたら、最後はタイムトライアルの開催!

公平になるように、この日のタイムトライアルは「自分の予想タイムに近い人が勝ち」というルールで開催。






トライク(つかまり立ちができたら乗れる三輪車)のお友達は、お母さんのリードでがんばります!






「僕は緑のハンドサイクル!」と、午前中乗った中で一番気に入ったハンドサイクルでタイムトライアルに挑戦!






タイムトライアルは、正門近くの周回コース。

「頑張れー!」と、みんなが応援してくれました。






一人で漕げるお友達は、カーブも自分でがんばります!






ボランティア参加してくれた明石養護学校の先生と一緒に最後まで頑張りましたよ!






このタイプの自転車は、短下肢装具をつけると、とても漕ぎやすいです。

練習のときより速いぞ!






めちゃめちゃいい笑顔!

早く漕ぐポイントは、「脇を締めて」だったね。

笑うと脇がガバっと開くので、注意です。(笑)






拘縮があって、手足連動が難しいお友達は、この日は足だけで頑張りましたー!






この日のみんなで記念撮影!

総勢30名以上で楽しんだ、障害があっても乗れる自転車・三輪車教室in明石(兵庫)。

とっても楽しかったですね。

またみんなで「できた!」「漕げた!」を楽しみましょう。



ご感想をお寄せいただきました!

松下凌くんのお母様より頂戴いたしました。

あんなふうに乗れるなんて夢みたいでした。

1時間しか参加できなかったけど、貴重な体験をさせてもらって感謝の気持ちでいっぱいです。

何より参加したみんなが乗れている姿に感動しました。

由井円香ちゃんのお母様より頂戴いたしました。

アルバムの写真を見て笑っています。

ハンドサイクルは力が入りすぎてしんどかったようですが、足こぎは弾みをつけてもらうと後は自分で動かしているのがわかったようで、(* ̄▽ ̄)フフフッ

吉川幸之介くんのお母様より頂戴いたしました。

先に失礼させていただきましたが、3台の自転車に乗ることが出来て、貴重な経験をさせていただきました。

ありがとうございました。

池田くんのお母様より頂戴いたしました。

楽しかったです。

たくさんの自転車、ワクワクしました。子供たちも乗るのを嫌がる様子もなく楽しめていましたね。

障害を持つ人のために活動してくださっている方々に会えてよかったです。

久保慧悟くんのお母様より頂戴いたしました。

お世話になりました。

貴重な体験ありがとうございます。

Mちゃんのお母様より頂戴いたしました。

Mちゃんが乗れるのないかなあぁと思っていたのですが、自分のバギーの座面と背もたれを利用して載せてもらうことができました。

Mちゃんもとっても楽しかったみたいです。

いい経験をさせてもらいました。ありがとうございました。

尾崎佑悟くんのお母様より頂戴いたしました。

とっても楽しかったです。

自転車に乗れるとは思ってなかったのに、工夫次第では乗れることがわかりました。風を切って走るのが楽しかったようで笑顔が途切れることなく、ズーっと楽しそうでした。

また機会があれば乗りたいなぁ。

森脇歩真くんのお母様より頂戴いたしました。

最初は戸惑っている様子だった本人も、次第に笑顔が見られて、私も嬉しく感じました。

素敵な機会を頂きましてありがとうございます。

中畑葵ちゃんのお母様より頂戴いたしました。

とっても楽しかったです。実の弟と久しぶりに会えました。

藤原晴太くん、陽くんのお母様より頂戴いたしました。

前回体験した時もすごく楽しかったので、陽は今回もすごく楽しみにしていました。

終わった後、毎月でもやりたいなーと言っていました。

頑張りすぎて腕が痛いと言っています。晴太も次はいつ?と聞いてきます。

伊藤優くんのお母様より頂戴いたしました。

自転車に頭の支えがないので、私の子にはそこが大変でした。

フィッティングの順番を待つ時間も乗れないんじゃないかと不安にもなりましたが、そんな中でも乗れたのは良かったとホッとしています。

中嶋康文くんのお母様より頂戴いたしました。

最初は思っていた以上の自転車の数と種類に驚きました。

始まってすぐ息子のテンションが上がっていました。

いろんな自転車に乗せてもらい、すごく楽しそうでした。

もっとしたかったなぁーと名残惜しそうにしていました。

後で双子の兄に写真を送ると、康文が自転車乗っとる!と感動していました。

子ども一人一人に合うように微調整してもらったり、どうやったら乗れるのか、スタッフの方や先生方、お母さんが一緒になって考えている姿が見られました。

一人も乗れないことのないように気を配って頂いて感謝しています。

先生方も初めて見るハンドサイクルに興味深々でしたね。

これからも幅広い活動を期待しています。本当にありがとうございました。


ご要望をお聞かせください。


障害があっても乗れる自転車・三輪車教室は、全国に出張致します。

「僕の・私の町にも是非来て!」の声は、こちらからお寄せください。